インドネシアからのお土産に喜ばれるのが「ピーナッツ」。
小さくて可愛いピーナッツは風味豊かでとっても美味しいのです。日本に良く売られている中国産のピーナッツとは全然違う味。
これにはまってしまったら最後、毎日でも食べたくなるという食べ物なんですよね。
インドネシア語でピーナッツは「カチャン」。とっても可愛い名前です。
色々な食べ方があるんですが、私ナナスが良く食べていたカチャンゴレン、そしてハニーローストピーナッツなんかの作り方を簡単にご紹介しようかなと思います。
スナック菓子としてもそこら中に売られているものですが、自分で炒って食べると一味も二味も違って美味しいのよ~。
カチャンゴレン
カチャンゴレンはピーナッツを油で素揚げしたもの。そこに塩を振って食べます。
これはレシピを書くまでの事も無いと思いますが一応簡単に載せておきます。
材料
ピーナッツは好きなだけの量を用意(生のピーナッツを使うのが美味しく作る基本)。
揚げ油
塩
作り方
1、生のピーナッツは殻から取り出す(表面のうす皮はそのまま)
2、油で揚げる(時々味見して火が通った事を確認してね(ここが難しい、早すぎると生っぽいし、揚げすぎると焦げ付いた味になちゃう、大体数分という感じ)。
3、揚がったら塩を振りかけて食べる
揚げたては豆の中が熱いので注意、特に子供さんは気を付けて下さい。
保管はタッパーとかガラスの瓶に入れておけば数日は食べられます。酸化しやすいのでお早めに。
ハニーローストピーナッツ
これも結構簡単に出来るので試してみてね。
用意するのは美味しい本物のハチミツと生のカチャン、そして塩、グラニュー糖です。
作り方
1、殻をむいたピーナッツをフライパンで炒る(中弱火くらい)火が通るまで。
2、ピーナッツが炒れたら取り出しておく。
3、同じフライパンにハチミツを入れて火をつけてブクブクさせる。(ハチミツの水分を飛ばす)。
4、ブクブクしたらピーナッツ投入、かき混ぜながら塩も少し入れる。
5、はちみつが固まってきてピーナッツにまとわりついたらお皿などに平になるように入れる。
6、少し冷めてきたらグラニュー糖をまぶして混ぜる。
7、そのまま放置して完全に冷めるのを待つ。
8、冷めたらくっついている物同士を離して瓶などに詰めて出来上がり。
市販の物みたいな綺麗な外観にはならないけれど、美味しく出来ます。
蜂蜜の量は大体。様子を見てピーナッツ全体に被る位を入れてみて下さいね。ナナスはいつも適当に作ってますが、後でグラニュー糖の量で調節できるので大概成功してます。
茹でピーナッツ
ピーナッツを殻ごと、塩をタップリいれたお湯で茹でたら出来るこの「茹でピーナッツ」、これも美味しいので大好きです。
ふにゃふにゃした食感と塩気がたまらないのよ~、それにピーナッツの味をダイレクトに味わえる良さがあるのよね。
インドネシア人も好きな食べ方です。
良く屋台でも売っているのでインドネシアでは食べてみると良いですよ~。
生のピーナッツ
ナナスはインドネシア滞在中、大抵近所のインドネシア人のおばちゃんから生のカチャンを頂いてました。
泥だらけの大量のピーナッツを洗ってから暫く天日干しして乾かし、完全に乾いたところで殻をむくのね。
乾いていないと殻をむくのが大変なので注意。
殻をむくのは重労働で指が痛くなるんだけれど、暇な時にボチボチとやるのがいいわ~、テレビでも見ながらするといいかも。
子供達に頼んで剥いてもらうと楽、遊び半分で面白がってやってくれたりするから。
インドネシアではカチャン売りのおじさんが歩いている事も多くて、昔ながらの担ぎ棒に篭スタイルで行商してたりするの。それを狙って購入するのも良いですね~。
パサールでも新鮮なカチャンを買えますよね。
市販のスナック菓子みたいなピーナッツもとっても美味しいです。でも自宅で作ればもっともっと美味しいのが生のカチャンを使ったお菓子とか料理。
シンプルな食べ方だとより美味しいと思うナナスですが、インドネシア暮らしの方は是非、自家製のカチャンのお菓子や料理を作ってみてね。
それではまたね~。