手で食べる食べ方はこうやる!アジアに行くなら覚えるべし

手で食事した経験、ありますか?

日本人的には非常に抵抗のある行いなのは確かですよね、なんとなく汚いイメージがあります。

でもよく考えてみると別段汚い物じゃないです、自分の手じゃないですか?しかも食べる前には綺麗に洗いますからね。

世界ではなんと25億人、世界人口の40パートもの人達が手を使って食事しているんだそうです。

アジア、アフリカ諸国では非常に多いです。

かくいう私達日本人も「おにぎり」や「寿司」は手で持ってたべますしね。

海外旅行に出て初めて「手で食べる光景」を目にする方も多いかと思いますが、今回は手で食べるやり方をご紹介します。

かれこれ20年以上「手」を使って食べて来た私のやり方ですが、インドネシアでは「上手だね~」と褒めてもらってますよ~。

他の国でも十分通用します。食べやすいやり方なので、覚えてしまえば一生物。どこの国でも手で器用に食べられるようになります。

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手で食べる方法

画像はインドネシアのカレー、「カリアヤム」と「野菜入り炒り卵」を食べているところです。

鶏肉は盛り付けていないのでポテトだけですが、これを手で食べていきましょう~。

カレーの汁はご飯にタップリと染みこんでいますが、汁も一緒にすくいあげる様にして食べていきます。

1 まずはご飯と具材、汁を混ぜる

アジアの食事は比較的カレーの様な汁ものが多いです。

インドではカレーがそうですよね。

汁ものはご飯とよくなじませて、その他の具材もご飯の上に乗せて少しずつ混ぜあわせるようにします。

この時、右手の小指を除く4本の指でつまんでは混ぜ、つまんでは混ぜを繰り返します。

ポテトやお肉、魚などは一口で入るくらいの大きさになる様、親指と他の指をうまく使って割って下さい。

一口サイズにまとめる

お皿の上で一口サイズにまとめていきます。

人差し指、中指、薬指で汁もかき集め、ご飯の中にしみこむ用にしてまとめます。

野菜では、葉物なども上手く集めてまとめていきましょう。

ご飯粒も綺麗にまとめ、団子の様に口に入りやすい大きさにします。この時少し力を入れて、こぼれないように固める感じにしてみて下さい。

手は口の中に入れないで!親指で押し入れる

旅行でインドネシアに訪れた友達が、初めて手で食べる事に挑戦した事があったのですが。

見ていると、親指も他の指も使ってご飯をつまんで、それを指も一緒に全部口の中に突っ込んでしまっていた・・・。

口の端からはご飯がバラバラ落ちて、それは大変そうでした。

「こんなの上手くいかんわ、スプーンの方が食べやすい」

と文句たらたら・・・。

最初は誰でもそんな感じなんですよね、でもコツさえわかれば簡単に食べられる。

それが

「親指でご飯を押し出す」という事。

指はお皿、親指は押出機

口を開け、下唇の上に人差し指、中指、薬指の先端を乗せ、そこに乗っているご飯と具材のまとまりを親指でぎゅ~っと押し出して口の中に入れる様にします。

親指の爪の辺りを使うんですね。

ご飯がうまくまとまっていれば、スムーズに口の中にご飯が入って行きます。

小指を添えて手を内側に丸める様にしても良しです、それを親指で押す!これが基本です。

これを繰り返すだけです、最後にはお皿の上はご飯一粒残す事無く綺麗に食べれますよ。

手で食べるとうまい!

それにしても何故手で食べる必要があるの?と思いませんか?

スプーンもフォークもあるのに・・・。

これは手で食べ始めて暫くすると理由が分かります。

お皿の上で,自分の口にこれから入る食べ物を混ぜ合わせる、この時の手に感じる質感。

自分で好みの混ぜ合わせ加減に細かく調整出来る。

手から感じる食べ物の美味しさ。

金属が口に当たらない事でダイレクトに美味しさが味わえる。

結局五感で食べ物を味わい尽くせる、という事だと思うんです。

原始的ではあるものの、この食べ方こそ本来の食べ方なのでは?としみじみ感じます。

私なんかは日本食でも手で食べてしまう時があるくらい。

子供達も手で食べるのがお気に入りで、外食以外はかなりの頻度で「手食」してます。

まとめ

海外で現地の人と食事する時、一緒に手で食べると相手の国の方達も喜んでくれます。

自分自身もその国に溶け込める様で嬉しくなるはず。

もし旅行予定があるなら是非、練習しておかれると良いですよ!

汚い、というのはただの先入観です、是非チャレンジしてみて下さい。その美味しさにはまってしまうまで!

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