BAYAM(ひゆ菜)は栄養価満点、インドネシア版ほうれん草の凄さ

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こんにちは、ナナスです。

日本はすっかり秋の装いになってきました。葡萄やリンゴが沢山、お米も新米の季節。

食欲の秋ですね。

さて今回は、インドネシアではとってもポピュラーな野菜「バヤム」についてです。

このバヤム、日本名は「ひゆ菜」というんですがご存知でしょうか?

日本でも結構食べられているものなんですが、インドネシアではそこら中に勝手に生えている雑草と言っても過言でない植物ですよね。

私もバリ島在住の頃は、庭に生えていたバヤムをカットしては食べていました。

炒めたり、みそ汁に入れたり、サラダにしたりと便利なお野菜です。

パサールで買っても大きな束で20円位とお安いので、頻繁に食べていましたね。

それではこのバヤム、どんな栄養価があって、どんな食べ方が美味しいのか、ちょっとご紹介してみたいと思います。

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インドネシアのほうれん草「バヤム」

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バヤムは緑色紫色の物が2種類ありますよね。

どちらも美味しい物ですが、紫の方はスープなどに入れると全体が赤くなります。

緑にしろ紫にしろ色がとても鮮やかな野菜。これは栄養ありそうな感じがします。

インドネシアにいれば毎日のように食べられるバヤム、どんな栄養価があるのでしょう?

バヤムの栄養成分

*カルシウム

歯や骨などを形成するカルシウムがバヤム100g辺り215mgも含まれているんです。

甘い物を食べると失われがちなカルシウム、ミルクを飲んでも中々吸収されにくいのですが、バヤムを食べれば間違いなく摂取出来ます。何故かというとバヤムにはカルシウムの吸収を促すビタミンKも豊富に入っているからです。

*ミネラルタップリ

カルシウムを筆頭に、マグネシウム、カリウム、葉酸、鉄分などは2・32mgもあって、ほうれん草の2倍!

これって凄いですよね。

女性は貧血気味な方も多いはずなので、これは頼もしいとしか言えません。

*ビタミンもタップリ

ビタミンA、ビタミンB、ビタミンK、そしてビタミンⅭもタ~ップリ。

美肌、抗酸化作用、アンチエイジングには欠かせないビタミン類が多いので、毎日摂ればお肌もスベスベに?!

バヤムは茹でるとカサが減るので、大量に食べられるのも嬉しいですよね~。

ちなみに紫の方のバヤムアントシアニンというポリフェノールを沢山含んでもいます。

アマランサスはバヤムの種

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奇跡のスーパーフードと呼ばれるアマランサス、実はバヤムの種なんです。

アマランサスと言えば栄養価が抜群に高い穀物として知られていますね。

雑穀ブームで今や沢山の人がこの「アマランサス」を知っていますが、日本では葉の方はあまり話題にはなりません。

何故なんだろう?

実は私もバヤムがアマランサスだなんて今迄知らなかったんですよね・・・インドネシアにいる時に知っていれば、もっと食べていたんだろうな~~~(後悔)(*´Д`)

バヤムの食べ方色々

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バヤムは和食だろうが、インドネシア料理だろうが、洋食、インド料理、とにかく何でも使えます。

癖のない柔らかな葉は料理の種類を選びません。

生のままサラダにして食べても美味しいですし、スープに入れてもトロリと美味しいですよね。

ワルンに行くと、茹でたバヤムとサンバルがセットで出て来たリもします。

私はいつもこのバヤム、ゴマ和えにして食べてました。

インドネシアにいるとほうれん草の胡麻和え、懐かしくて食べてくなるんですよ。

後はお味噌汁の具として入れたり、ニンニクと一緒に炒めたり、はたまたバターで炒めたり。

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ヘルシーに摂取したいなら「ジュース」「スムージー」なんかにも良しです。

バヤムの大きな葉は天ぷらにもグッド。インドネシアでは味のついた衣をまとったフライにもなってますよね。

とにかく思いつく限り、なんにでも合うバヤム、色々な料理にドンドン使用してみる事をおすすめします。

まとめ

私もインドネシアに帰国したら是非、毎日このバヤムを食べたいと思います。

安くてどこにでもあって、こんなに栄養価の高い美味しい野菜って素晴らしい!

インドネシアに滞在中の方、今日からでもドンドン召し上がって下さいね!

それではこの辺で。

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