インドネシア人夫の家族との関係、色々ありますね

 

ナナスです。

一昨日スマトラに向かった夫パピコ、マレーシアの乗り換えの時に連絡をくれたのを最後に音沙汰なし。

大雪の日に羽田から出発だったので飛行機が２時間遅れたらしい。

でもとりあえず無事に着いた事でしょうね～連絡無いって事は。

 

さて、インドネシアで国際結婚されている方はどんな風に相手の家族との関係をつくっているのでしょうか？

私の場合は夫家族と一緒に暮らした期間があまり長くはなくて、日本やバリ島にいる時間の方が長いので、そこら辺はあまり詳しくないのですが…それでも色々大変な事があったわけで。

 

今現在インドネシアで大家族で暮らしている方もいると思いますが、どんな日常なんですかね？凄く興味あります。もしいらっしゃったなら是非、ご連絡下さいませ～、話してみたいな。

今回は私ナナスの夫家族との付き合いに関してです。ナナスの暮らしぶりは本当に気楽なものなんですけどね～。

 

スマトラで食らす夫の母

お義母さんは年齢は７０位かな？正確な事は誰も教えてくれないのでハッキリとした年齢は不明。でも２０年前に結婚した時には４０代位だったような…

って事はまだ６０代かもしれない。まだ若い～。

 

お義母さんはとにかく働き者、お弁当屋さんを営みながら自分の妹、そして赤ちゃんの時に捨てられていた男の子を引きっとって育てているので現在は３人家族。

ついこの間１０８歳のお義母さんのお母さんが亡くなったばかり。

 

お義母さんは無口なんだけど凄く良い人で、さりげなく優しいので私は甘えてるだけ。さばさばした人だからあまり気を使う事も無く過ごせるのが良いんです。

夫が子供の頃に離婚して、女一人で４人の男の子を育てたくらいなので強い。世の中の酸いも甘いも分かってる、という貫禄のあるお義母さんなのです。

 

お義母さんと私との関係は特に問題無いので、その辺が一番良かったかな～と思う。世の中義理の母との関係に悩む人が多いでしょ？

夫の兄弟とお嫁さんの話

夫パピコには弟が２人、そしてお兄ちゃんが一人、更に腹違いの兄弟が３人と、捨てられっ子の一人。

弟たちや兄はもうそれぞれ家庭を持っているので家も別。時々会う程度なので問題になる事は無しなんだけれど‥‥

実は末っ子の弟のお嫁さんがちょっと大変。私の顔を見ると直ぐに近寄って来て、

 

「元気～？ねえ、息子がね、今度学校の～でお金が…位かかるのよ」

「へえ、そうなんだ‥‥」ととぼけるナナス。

「どうしようかな…、ねえ、お姉さん、少しお金ある？」

「・・・・・・」

「返せるから～、絶対。心配ないよ～、ね、お願い」

「。。。。。」

「じゃあ、お姉さん、〇〇ルピアでいい！　どう？いいでしょ？」

 

という感じで毎回お金を無心するのです。過去何度かお金を貸してきたけれど帰ってきた事無し。

「今これしかないから、また今度ね」と言って少額を渡してます。

夫もこのお嫁さんからお金を要求され続けてるので「ほっといて」と言ってますが、中々そうもいかないよね～、身内なんだし。

 

お金の要求には本当に心が痛い。

外人、しかも日本人だからお金持ち、という感覚でいるのがたまらない。子供達の事だから協力してはあげたいのだけれど、毎回毎回となるとホント、大金になってしまう。我が家だって節約しながら生活してるわけだしね。

 

このお嫁さんは自分で商売もしてるやり手、でも生活も派手でお金の使い方がとても荒いのです。大きな家も建てたのにいつでもお金の要求する…。

これだけは本当に頭が痛い。

 

意思疎通は難しい

夫家族との関係で一番ハードだな、と思うのは「意思疎通」。

インドネシア語が大分出来るようになって余計に難しくなってしまいました。

普通は逆で、「しゃべれるならもっと良い関係が築けるじゃん」と思うかもしれないけれど実は反対。

全くインドネシア語が出来ない時には直面しなかった余計な会話にも参加しないといけなくなり、そこで今度は理解出来ない言葉とか、訳の分からない話で頭はパニックに。

 

しかもアチェなまりの言葉が出たり、スマトラ風の単語が出て来たリでお手上げです。

 

周りも私の反応が鈍いのを察知して、話が続かないと分かるとそこでストップ。肝心な深い話が出来ないので諦め顔になるんですね。

結局「外人だからね～、しょうがない」という事になっちゃうのが悲しいのよね。

 

でもね～だからこそ楽な部分もあったりはするからそれでいいのかも。

「インドネシア語、それ分からないわ～～～」で面倒なお話からは遠ざかる事が出来るから。

本当はしっかり勉強して、もっともっとべらべらなインドネシア語を話せるように努力するべきなのかもしれません‥‥。

 

 

終わりに

何だか長くなりそうなので今日はこの辺で。

国際結婚ゆえに色々な事があるのは当たり前ではあるけれど、せめて夫の家族とはうまく付き合っていきたいな～とは思うナナスです。

日本で暮らしている今は楽ちんですが、いずれはまた大変な時もやってくるでしょう。

それでも全て「楽しんじゃえ～」という気分でお気楽に行こうと思います。