赤ワインの作り方、インドネシアでなら簡単に美味しく

こんにちは、ナナスです。

今回はインドネシアの気候を利用して作る飲み物をご紹介したいと思います。

ナナスはインドネシア滞在中に色々な物を発酵させて実験していたんですが、そんな中でも一番上手く、そして凄く美味しく出来上がったのが「ワイン」でした。

ローカルの安い葡萄を使って作ったワインは驚くほどフルーティーで、しかもしっかりとアルコールの効いた美味しいワインになってくれてビックリ。

インドネシアではアルコール類は非常に値段が高い、でも自分で作れば本当に安く出来上がるの~。

ちなみに、一応アルコールは日本では免許が無いと自家製では作ってはいけない法律がありまして、アルコール分1%以上のものは作らないようにお願い致します(警察のお世話になってしまうので)。酒税法というやつです。

インドネシアにも規制があると聞いた事があるのですが実際のところは分かりません。

自分の家で作って楽しむ程度には問題ないと思うので、インドネシア滞在中の方は宜しければ作ってみて下さいね(ただしイスラム教の方以外で‥‥ってナナスは?)。

ナナス
ワインを作る時に入れる砂糖の分量を減らす事でアルコールの度数を調整出来るみたい。

スポンサーリンク

自家製ワインの作り方

ワインの作り方はとても簡単。

1、パサールで安いローカル葡萄(黒っぽい小粒の葡萄)を1Kgほど購入。

2、そしてその葡萄を洗わずに、ゴミを取り除いておきます。(もし農薬の心配があったら軽く洗っても良いですが、表面にある発酵に欠かせない酵母が取れてしまうので気を付けて)。

3、房から葡萄を一粒ずつ取って清潔なボールなどにいれて、それを手でぐちゃぐちゃに潰します。この時葡萄全体量の10%の砂糖を加えます(1Kgの葡萄なら100gの砂糖)。

4、タップリ果汁を出したら、種も皮も全部一緒に消毒した瓶(口の広い物)に入れます。

5、上からキッチンペーパーか布をかぶせて輪ゴムで止めます(虫とか埃が入らない様に)。

6、そのまま日の当たらない涼しい場所に置いて放置、一日に数回かき混ぜます(ブクブクして種とか皮が上に浮いてくるので良くかき混ぜる)。

7、1週間~10日で味見、フルーティーでワインの匂いになっていればOK。今度は違う消毒済みの綺麗な瓶に移し替えます(皮と種は濾してね、軽く押し付けながら液体を絞って瓶に移していきます)。

8、ワインを移した瓶を冷蔵庫に入れてさらに1~2週間、発酵がさらに進んで美味しくなるので、飲みたいのをぐっと我慢。

9 2週間後、まさに美味なるワインが出来上がります。綺麗な濃い赤色の,甘くてコクのあるワインです。

パピコ
あのさ、僕がスマトラに行ってるからってお酒の作り方なんて書いてていいの?まったく。
ジュースだってさ~、ママが言ってたよ~。

100%ジュースでも出来るので、その方が楽ちんかもしれません。でも葡萄を手で潰している時って「あ~、自分で作ってるな~」と実感するのでその方が感慨深いかも~。

インドネシアは気温が安定しているので気を遣わずに作る事が出来ていいのよね~、発酵させる食品造りには最適です。

まとめ

意外にも簡単に作れてしまう赤ワイン、これには衝撃を受けました。

とにかく美味しく出来るので、よろしければお試しを。

もしも発酵に失敗すると、ワインというよりも何か別の匂いがしているはずなので、その場合は残念ですが廃棄してくださいね(ナナスは一度失敗しました)。

使う道具は全て熱湯で消毒して、手も綺麗に洗って作るのを忘れずに。

では~。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする