前回の「ロントン」に続いてお送りするのは、ロントンにタップリかける「クア」レシピです。
手抜きロントンであってもこのソース（クア）が美味しく出来れば全く問題なし。
このクアをタップリロントンにかけて食べるのは本当に美味しい物なのよ～。
今回ご紹介するのは夫パピコの故郷スマトラ島の物で、主にパダン、およびメダン辺りで人気なロントン料理「ロントンサユール」。
日本で作る場合は材料の調達がちょっと大変なんだけれど、アジアンストアなどを探してもらえばきっと見つかると思います。
インターネットの場合は南洋元さん辺りが品揃え良いのかな？マレーシア、インドネシアの食材を沢山扱っている会社なので要チェック。
インドネシアにお住まいの方は簡単にパサールで調達出来る物なので、是非作ってもらえると良いかも～。
それではロントンサユールのクアレシピに行ってみましょう！
ロントンサユールパダン、クアレシピ
出典https://www.foody.id/bandung/lontong-sayur-padang-riau
まず用意するものです。沢山あるから頑張って揃えてね～。
材料（３～４人分）
すり潰すもの（ブレンダー、ミキサーでも可）
バワンメラ（インドネシア赤小玉ねぎ）４～５個
にんにく ２個
生姜 ２ｃｍ
ランクアス（アジアの生姜）１，５ｃｍ
クンチュル（あれば）１，５ｃｍ
ターメリック（クニット）生なら４ｃｍ パウダーなら小さじ１
コリアンダー（カチュンバル）大匙半分～１
トマト １個（中位サイズ）
キャンドルナッツ（クミリ）２個
唐辛子（チャベラウィット、チャベクリティン） お好みの量
途中で入れる物
レモングラス（セレー）１本
ダウンジュルック（こぶミカンの葉）２枚
ダウンサラム（月桂樹の葉）１枚
クミン 小さじ半分程
シナモン ２振り位
丁子 １個
椰子砂糖（グラメラ）小さじ１～
乾燥海老ペースト（テラシ）小さじ３分の一
ココナッツミルク １パック（紙製のパック入りの物）パウダータイプは１袋
水 適量
レモン汁 小さじ１
塩、胡椒、ロイコアヤム、味の素などお好み
具材
小さい海老
サユルジパン（はやとうり）
人参
いんげん
キャベツ
などなどお好み
トッピング
インドネシアのコロッケ（プルクデルクンタン）
ゆで卵のサンバル和え（サンバルテロール）
揚げた小玉ねぎ（バワンゴレン）
揚げたジャガイモの千切り（クンタンゴレン）
揚げ豆腐（タフゴレン）
揚げピーナッツ（カチャンゴレン）
ねぎ小口切り
クルプック（エビせんべい）
トマト櫛切り
この中で好きな物をトッピングしてね。外せないのはバワンゴレンとネギ、そしてクルプック。
材料だけでも凄い量だよね…、だからめったには作れないわ～。
この画像は丁子（クローブ）、インドネシア語はsemanggi (スマンギ）。
作り方
１ すり潰した材料とテラシ（エビペースト）を熱した油（大匙２～３）に入れて中強火で炒めます。
２ 香りがしてきたら海老、野菜類を入れてさらに炒めます。
３ レモングラス、ダウンジュルック、ダウンサラム、クミン、シナモン、丁子を入れて、水を投入。（水の量は人数分で調整、様子を見ながら入れてみて下さい）。私はいつも目分量で作るのでいい加減なのよ…多分コップ３杯位かな？。
４ 沸騰させて野菜に火を通します。
５ 野菜が柔らかくなったらココナッツミルク、グラメラ、塩、胡椒、ロイコなどを入れてかき混ぜます。（ココナッツパウダーの場合は必ず溶かしてから投入してね、分離しちゃうので）。
＊ココナッツミルクの濃さは個人の好みがあるので、様子を見ながら入れるようにお願いします。
６ そのまま弱火で暫くかき混ぜながら、少しトロっとする感じまで煮ます。この時点で味を見て、足りない物を入れて下さいね。
７ コクが出てちょっとトロリとしたら出来上がりです～。火を停めたらレモン汁を入れてね。
スライスしたロントンをお皿に盛って、その上からこのクアをたっぷりかけます。そしてトッピングの材料を上に乗せたら「さ～召し上がれ」。
トッピングは別に作る物が多いので大変。簡単に済ませるならポテトチップスを乗せたりすると良いですよ～。
あれば手造りサンバルとか、市販のチリソースと一緒に食べるのも美味しいよ。
まとめ
ロントンサユールパダンのレシピ、どうだったでしょうか？
「こりゃ大変すぎてめんどくさ～～～」と思わずに、気が向いた時に作ってみてね。
私も一年に２～３度位しか作らないけど…。
今後自分チャレンジとして「インドネシアンデザート」とか、ちょっとこだわったレシピをアップしたいな～なんて思ってますので楽しみにしていてね～。
