
By Okkisafire (Own work) [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons
ナナスです。
今日は「テンペバチャム」というテンペ料理のレシピをお届けします。
テンペを甘辛く煮つけて油で揚げる、というコクのある料理で、日本人の口にもとても合う一品。
醤油を使った煮物なので誰にでも美味しく食べて頂けます。
インドネシアではワルンのショーケースに並んでいる事も多く、特に女性にはその甘さが大人気。テンペを大量に食べられるというのもポイントです。
サンバルを付けて食べるのも美味しいし、おやつにもなる「テンペバチャム」、それでは早速レシピにいってみます。
テンペバチャムのレシピ
材料
テンペ(大きい物)一個
グラメラ(椰子砂糖)大匙2
ランクアス(インドネシアの生姜)ひとかけ
バワンプティ(ニンニク)ひとかけ
バワンメラ(インドネシアの赤小玉ねぎ)3個
コリアンダーホール(カチュンバル)小さじ2
ケチャップアシン(醤油)大匙2(塩だけでも可その場合小さじ1と半分)
水 300cc
作り方
1、ランクアス、ニンニク、バワンメラ、コリアンダーホールはすり潰しておく。
2、テンペは好みの大きさに切る(賽の目や10㎝角の大きめでも)。
3、鍋に水を入れ、すり潰した材料と醤油、グラメラも入れて沸騰させる。
4、切ったテンペを入れ、煮汁が無くなるまで煮詰める。
5、煮詰まったテンペを多めの油で揚げる。
6、焦げ目が軽く着いたら出来上がり。
テンペバチャムのあれこれ
テンペバチャムはインドネシア国内それぞれの地域によって色々な作り方があります。
油で揚げるのが嫌、という場合はすり潰した材料を先に油で炒め、そこにテンペと水、醤油と砂糖を入れて煮詰めるだけというのもOK。
地域によってはココナッツ水で煮詰めていく所も。
加える材料も色々なので、お好みの物を入れて作ってみてね~。タマリンドを入れるとサッパリしたテンペバチャムになるのよ~。
ナナスはこのテンペバチャム、ワルンにあると必ず食べるの。甘くて香ばしくて美味しい、それにテンペを沢山食べられるから。
インドネシアでは体調が悪い時に食べたりもするので、以前「デング熱」で病んだ時には貸家の大家さんが作って持ってきてくれた事も。
さすがに40度の高熱の時にはこの油っぽい料理は食べられなかったけど…。
まとめ
インドネシア料理に欠かせない「テンペ」、調理法は色々あれど、このテンペバチャムは食べがいがある甘辛で美味なおすすめ品。
栄養も摂れるので良いのよね~。
よろしければ作ってみて下さいませ。