ナナスです。
今回はインドネシアの果物「ナンカ」、そして海老を使ったカレー風のレシピをお送りします。
このレシピは夫パピコから教えて貰ったもので、ナンカの風味と歯ごたえ、そして海老のコクのあるスープがとても美味しい一品です。
使う材料もいつもと大体同じで特別に用意するものもありません。ただし日本で作る場合はナンカの缶詰を用意してくださいね~。
それとお刺身用の中位の海老をスーパーから見つけて来て下さいませ。冷凍ではダメという事も無いのですが、海老の味噌や殻を使う必要があるのです(あの緑色したやつね)。
それでは早速レシピに行ってみます。
Gulai Nangka Udang(グレナンカウダン)のレシピ
先ずは用意するものです。
材料
海老(生でお刺身用の物がベスト)ひとパック、大体親指位の大きさの物か、もっと小さくても大丈夫。今回ナナス使用は15匹位入ってた。
ナンカの缶詰 1缶
レモングラス(セレー)1本
ダウンジュルック 2枚
レモン汁 小さじ1
ココナッツミルク パウダーなら大匙2~3位(好みでね)
塩コショウ、ロイコなどのうま味調味料 適量
すり潰す材料
バワンメラ(インドネシアの赤小玉ねぎ)5個 なければ普通の玉ねぎ四分のⅠ位
バワンプティ(ニンニク)2個
生姜 1cm
ランクアス(インドネシアの生姜)2,5cm
クニッ(ターメリック)小さじ1くらい 生なら3cm位
カチュンバル(コリアンダー)パウダーなら小さじ1
チャベ(唐辛子)お好きな量
作り方
それでは作り方です。
1、海老は綺麗に洗って足と尖った口の部分をキッチンハサミでバチバチ切ります。(頭と殻はそのままで取らないでね)。
2、ナンカの缶詰は口を開けて水を切っておきます。
3、すり潰す材料をミキサーでガ~。
4、深めのフライパンか鍋に油大匙3~4を入れて、すり潰した材料を炒めます(香りが出るまで)。
5、香りが出たらセレー、ダウンジュルック、海老を追加、そのまま暫く炒めます(海老が赤くなるくらいまで)。
6、そこに水を適量入れて混ぜます(水の分量は適当に、大体1000cc位かな?)
7、沸騰したらナンカを少しちぎるようにして入れます(そのままだとちょっと大きいので)。
8,5分位煮たら塩コショウ、うま味調味料、を入れ、ココナッツミルクも投入、時々かき混ぜながら煮ていきます。(ココナッツミルクの分量が多いと分離してしまうので入れすぎ注意)。
*海老は味噌、そして頭や殻の部分から良い出汁がでるので絶対に入れてね~。
9、トロリとして来たら味を見て調整。(結構水分を飛ばして煮詰めて下さいね、その方が味にコクが出て美味しいので)。
これで出来上がり~。仕上げに火を止めたらレモン汁を入れて、お好みでバワンゴレン(玉ねぎの素揚げ)をパラパラしてください。
まとめ
ナンカは英語名「ジャックフルーツ」。黄色い熟れたナンカは凄く甘いフルーツです。
熟れる前の物を使わないとあま~くなってしまうので間違えない様にして下さいね。缶詰も2種類あるので注意です。
カレーと呼んでますが、カレーとは違うものなので誤解無きようにお願い致します。
このレシピはスマトラ島、パダンのレシピに近い物なので、お好みの味付けでアレンジしても良いと思うわ~。
ナンカの美味しさできっと好きになって貰える一品です、是非おためしあれ~。
コメント
スハルト時代のジャカルタに8年滞在していました。
グレ・ナンカ! 懐かしいです。
ナシ・ブンクースを屋台で買う時は、いつもアヤム・パンガンとグレ・ナンカ、それにチャベ・ヒジョーを多めで作ってもらっていました。
それから、ナシ・バダン! パダン出身のバパが取引先にいたので、良く連れ立って食べに行きました。
レストラン・パダン、日本に作ったら繁盛しそう!
高橋様
コメント嬉しく拝見しました、ありがとうございます。
ジャカルタに8年も!きっと大変なご苦労があったでしょうね。
現地の食事が懐かしい、よく分かります。ナシパダンは私も大好物で、今も食べたくて仕方ないです。
日本にパダンのレストラン、あったら最高なんですが。
またご訪問下さいね、宜しくお願い致します。