アチェ名物「ミーアチェ」太い麺とスパイスの美味さが絶品

By fitri agung from Pekanbaru, Riau, Indonesia, Indonesia (Razali noodles Uploaded by Midori) [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons

インドネシア、スマトラ島アチェに行ったら外せない食べ物と言ったら「ミーアチェ」です。

太い麺とインド的なカレー風味が癖になる美味しさの焼きそばで、アチェにいる時は毎日食べるほど。

今回のお話はこの「ミーアチェ」についてです。簡単なレシピも書いてみました。

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ミーアチェとは

アチェに行くまでも無く、最近は割と何処のインドネシアでも食べる事が出来るこのアチェのミー。

太い小麦粉麺とコクのあるソースが美味しい焼きそば、もしくは汁麺です。

スマトラのメダンなどではこのミーアチェの屋台やワルンが沢山あったりするし、バリ島にも数件のワルンがあって、食べた経験もあるけれど、

でもやっぱりアチェで食べるミーの方が美味しい。

アチェに行くと大抵何処のワルンにもこの「ミーアチェ」があって、種類も色々。汁なしの焼きそば風、汁のあるラーメン風、そして具材なんかも選べるようになってるのです。

ミーアチェは、その麺の太さが特徴で、卵の入った小麦粉のモチモチとした太麺の食感を楽しめるのが良いのよね~、それに一般のインドネシアの「ミゴレン」とは一味も二味も違う、独特な風味が美味しい。

アチェはスマトラ島の最北端にあるせいで、他の外国、例えばインドやスリランカ、それに中東なんかの影響を凄く受けている地域。

地図を見て貰えばなるほど~と思うんだけれど、そのせいでそういった国々の食文化が入り込んで来ているんですね。

インドと言ったらやはり「カレー」、カレーのスパイスがこの「ミーアチェ」にも溶け込んでいる、という訳です。

私の夫の弟、彼の奥さんの実家はこの「ミーアチェ」のワルンを営んでいて、現在も現役営業中。

自家製で麺を打っていて、地元でも大人気のワルン。毎日沢山のお客さんが通ってくれてます。

By Gunawan Kartapranata (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

ミーアチェの味の秘密

ミーアチェの味の秘密は「クミン」か「カレー粉」

基本的にこの2つのどちらかは必ず入っているのです。

もし一般的なミゴレンをアチェ風に調理したい場合、この2つを足してあげればそれっぽい味付けになります。

出来れば太い麺を使えばパーフェクト。(スパゲッティの太麺で作る人もいる)。

ミーアチェの簡単な味付けレシピをちょっと紹介してみると

基本のすり潰し材料として

バワンメラ(インドネシアの赤小玉ねぎ)

ニンニク

しょうが

唐辛子

トマト

クミリ(キャンドルナッツ)

味付けのソースとして

ケチャップマニス(インドネシアの甘い醤油)

ケチャップアシン(インドネシアのしょっぱい醤油)

カレー粉、またはクミン

塩、砂糖、胡椒、味の素(ロイコなど)で味を整える。

オイスターソースを加えたりサンバルを加えたりする方法もあります。

麺はあらかじめ茹でておいてね、そして具材(エビ、肉、野菜など)はすり潰したものを炒めて、香りが出始めたら投入して炒める。

そこに適量のお水と麺を入れて炒めてからソース類で味付け。

トッピングはバワンゴレン(揚げ赤小玉ねぎ)やキュウリの輪切り、クルプック(エビせんべい)など何でも。

クミンはパウダーを使っても、ホールを使ってもどちらでも。ホールの場合は一番先に油に入れて炒めると香り良く出来ます。

まとめ

アチェ名物「ミーアチェ」、一度是非食べてみて欲しいな~。

現地で食べるのは辛いけれど本格的、カレー風味が日本人の口にも合う。

とはいえアチェまで行くのも何なので、カレー粉を振り入れて是非作ってみて下さいね~。

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