ブブールカチャンヒジャウ、緑豆のおかゆの事です。
インドネシアでは屋台でもお馴染みの庶民の味ですね。
インドネシア滞在中は屋台でも何度も食べましたが、自分で作っても簡単で美味しく出来ます。小豆の様に長時間煮る必要がなく、すぐに柔らかくなってくれるのが便利で楽。
ココナッツミルクを入れる事で風味がよくなって、まるでお汁粉の様な感じで美味しく食べていました。
私の母がインドネシアに1年程滞在中和菓子を恋しがっていた時に、このブブールカチャンヒジャウを作って食べて貰ったところ、凄く満足してくれた事があるんです。
なんとなくですが日本のお汁粉っぽい雰囲気ですからね。
で、今日私も久しぶりにこのブブールを作ってみました。アジア食材店から買ってきた緑豆を圧力鍋にかけて、ココナッツミルクとグラメラで仕上げましたが、美味しかった~。
生姜もちょっと入れます。
という事でブブールカチャンヒジャウのレシピを簡単にご紹介します。
BUBUR KACANG HIJAU
材料
緑豆 お好きなだけ
ココナッツミルク(お好みで入れて下さい)
グラメラ(ない場合は普通のお砂糖でも大丈夫)
塩
水(茹でた緑豆が被る量)
生姜 少々
作り方
1、緑豆は綺麗に洗い、たっぷりの水の中に入れ、浮いて来た黒っぽい物やごみを取り除く。
2、ザルに撮った緑豆は圧力鍋、もしくは普通の鍋に水と共に入れて柔らかくなるまで煮る。
3、柔らかく煮えた緑豆が入った鍋にそのまま水を足して火にかける。
4、沸騰したらグラメラ、塩少々、で味を整え、ココナッツミルクを投入。
5、再度沸騰したら火を弱めて混ぜ、擦り下ろした生姜を少々入れてかき混ぜる。
6、最後に味を見て丁度良い甘さになっていれば出来上がり。
トロッとした感じになるまで煮てみて下さいね。
緑豆の効能
緑豆と言えばもやし。スーパーで売ってるあの緑豆もやしです。
この緑豆の豆から生えて来るのがもやしですが意外と栄養価が高いのにビックリ。
安くて栄養価もあるなんて頼もしい食材ですよね。
緑豆には鉄分とかタンパク質がたくさん含まれていてミネラル豊富。身体を冷やす作用もあります。暑い国に住んでいるからこその緑豆おかゆ、という事なんです。
でも日本で、しかも体を冷やすなんてとんでもない、という場合は生姜を入れる事で防ぐ事が出来ますね、生姜は身体を温めてくれるので。
緑豆を食べる事で毒素の排出も出来るというのも嬉しい。浮腫みとか口内炎、そして夏バテにも効果があるそうですよ~。
ブブールカチャンヒジャウは日本人の口にも美味しく食べられるデザート。
我が家でも夫始め子供達も大好きです。日本にいても食べたくなる味。
是非作ってみて下さい。
緑豆が中々手に入らない場合はこちらが良いですよ~。
有機緑豆(Burkin) 500g
それではまたね~。