こんにちは、ナナスです。
今回ご紹介するのは夫の大好物「カンクンブラチャン」。
カンクンというのは「空心菜」の事で、中心に空洞がある夏野菜ですね。日本でも最近はとても人気がある野菜です。
シャキシャキとした歯ごたえが美味しく、中華やアジアン料理店でも味わう事が出来ます。
そしてブラチャンとは。
発酵させた小エビをペースト状にした癖のある調味料で、インドネシアでは「テラシ」と呼ばれるもの。マレーシア語で「ブラチャン」と言います。
何故今回マレーシア語のブラチャンなのかというと、夫の故郷スマトラメダン近郊ではそう呼ばれているからなんですね。
マレーシアが近いせいなのか、マレー料理の影響が強いのです。
さて、今日のレシピ「カンクンブラチャン」、非常に癖があります。海老のペーストの匂いがそれは強烈ですし、タップリ入れますので。
私は初めてこれを食べた時は吐きそうになりましたよ・・・(´-ω-`)
でも今ではかなり好きになりましたが。
という事で、テラシが好き、という方にお勧めなディッシュとしてご紹介しようと思います。
kangkung Belacan レシピ
さて、それではいつものように材料から行ってみます。
毎度決して綺麗でない緑のまな板ですが、スルーしてください。
材料
カンクン(空芯彩)一束
ブラチャン(テラシ) 大匙1程
*すり潰す材料
バワンメラ 4個 (玉ねぎ6分の一くらい)
ニンニク 2粒
チャベ(何でも) お好みで(今回は辛くて小さめの物を3本使用)
塩、砂糖、ロイコなど お好み
作り方
これがブラチャンです。テラシと書いてありますが呼び名だけブラチャンです。
これ、夫のお母さんが以前帰った時にお土産で持たせてくれたんですが、凄く美味しいんです。
テラシメダン、という事なので、メダンにしかないのかな?
さてそれでは作り方を。
1 カンクンは綺麗にあらって適当にザクザク切っておきます。大体10cm位の長さで。
近所の直売所で売られてるカンクン。一袋¥150でした。
インドネシアでは空洞の中に虫がいる可能性があるので、太い場合はそれを縦に半分に切ると良いです。
2 ブラチャン(テラシ)を大匙1位、(今回はスライスされているブラチャン使用)油を入れないフライパンに火をつけて炙ります。
大体2~3分でしょうか、強烈な匂いがしてくるまでしっかり炙る。(中火位)
3 炙れてきたらそこに油を大匙2程投入、ブラチャン(テラシ)を潰しながら細かくします。
4 今度はそこにすり潰す材料をミキサーにかけた物をドバっといれて炒めます。
5 油が分離して、良い香りがしてきます。そこにカンクンを入れていきます。
6 炒めながら砂糖、塩、ロイコなどのうま味調味料を加えて味を見ます。
7 炒めすぎると美味しくないのがカンクンですが、シナっとして来ればオッケー。茎の部分を最初にかじってみて、柔らかければ出来上がりです。
お皿に盛り付けて、ご飯のお供にどうぞ。
これね、味に慣れてくると凄くハマります。が、そうでないとかなりやばい。
臭いけどうまい、という料理です。
意外と日本人でもイケる人が多いかも?
まとめ
独特な風味が美味しい「カンクンブラチャン」、元々はマレーシア料理です。
テラシがお手元にあったら是非作ってみて下さいね、ただしお好きなかたなら・・です。
それではまた!
コメント
美味しそう!!野菜大好きなんです(。・ω・。)ノ♡ 夫のジャワの実家でも空芯菜の炒め煮みたいなおかずがよく食卓に出ていました。でも、シャキシャキ感はなく色も緑と言うよりは黒っぽいカーキ色?味はちょっとお醬油っぽい感じだったと記憶しています。同じインドネシアでも場所によって料理の味付けとか違うんですね。それにしてもななすさんはお料理上手なんですね♡ 最近の我が家ではテンペのおかずばかりがほぼ毎日と言う位食卓に並んでいます。テンペ、作りまくっています。\(^_^)/
bakmiko様
このカンクン、インドネシア国内色々な食べ方があって面白いですね。ジャワと言えどもきっと地域によっては味付けも違うんでしょうね。
旦那さんの実家辺りの料理、興味深々ですよ~。
今度食べさせて欲しいです~~~~(*^。^*)
私の料理に関してはかなりアバウトですので美味しいかどうかは?です。それよりもテンペ、毎日食べられるなんて最高ですね。
私は今、コタツもまだだし気温的に難しいので作っていないんですが、コタツを出したら再開しようと思ってます。
bakmikoさんが毎日テンペを作ってくれる、というのは私的には非常に嬉しいですよ~。今後もいっぱい食べて下さいね(^O^)/